思考の暴風雨
「心や気持ち、考え、現状の整理をしていく中で、こんがらがったものを解いていく」
考えれば考えるほど、悩めば悩むほどに、自身が招き入れ、育ててきた「思考の暴風雨」の中で、雨風が強すぎて目が開けられなくなったり、立てなくなったり、ふらついたり、押し戻されたりしてしまうと感じます。
私にも、この暴風雨がおさまらず、苦しくて苦しくて仕方ないときがありました。自身の思考と感情をコントロールできるようにならないと、他でもない自分自身が苦しくて耐えられない、そんな思いですがるように本を読み漁った日々、けして一瞬で暴風雨が去る本などありませんが、それでもあの頃出会えた言葉や、向き合いつむいだ言葉が、今でも傘になり、雨合羽になってくれています。
思考の暴風雨の中では、何も見えない。でも、できることなら、私がそんな雨や風に折れない、破れない傘になって差し上げたい。雨宿りのできる場所でありたい。
多くの方が、「雨宿りなどしている暇があったら、前に進まないといけない。傘なんてどうせ折れたり破れたりするからさしてもしょうがないんだ。」と自身に言い聞かせながら生きていると実感しています。
でも、土砂降りの雨に濡れながら、安全に雨宿りできるところに駆け込んで、「うわぁー、ずぶ濡れだわー!」とか言いながら、その場所から自身がさっきまでいた外を見てみると、雨音を聞きながらも静寂すら感じる。
暴風雨の外から暴風雨を見れば、「さて、これからどうしようか。まずは服を乾かすか、風邪をひかないようにあったまるか、何も考えずゆっくり休むか、または意地でも走って家まで帰るか」を考えられる。ましてや愛せる気すらする。そんな感覚、わかっていただけるのではないかと思うのです。
傘をさして差し上げて、雨宿りできるところまでお連れする、そのうえで一緒にこれからどうする?どうしたい?を考えあう。そんな存在でありたいんだなと思っています。
今日も初めての素敵な出会いをいただきました。金土日と限られた曜日ですが、こうして私なんかを使ってくださる方がいつづけてくださることが奇跡のようです。本当に幸せなことです。
ちなみに、未だに個人の方からお金をいただく瞬間、緊張してぎこちなくなってしまう私です。すいません。
一緒に二時間、ゆっくりとお話しあう中で見えてくることが、確実に次の一歩になる。その一歩の先にまた見えてくるものがあって、それを持ち寄りまた話し合う。そして、とつむがれていく未来への道。
ゆっくりと話せること、継続して話せること、この大切さを深く実感し、自身の大切にしている思いや考えに、やはり納得できています。
今日も素敵な出会いに感謝。
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