自分が好きなこと
自分が好きなことは何だろうって向き合っていたときに気がついたこと。
それは幸せそうな人を見ているときだと思う。例えばこの季節なら、桜を見てお互いに写真を撮り合うカップルとか、家族でも会社の仲間同士でも、桜を見上げておんなじ時間を共有している人たちだったり、もしかしたら一人でも桜の木の下でふんわりしている人でもいいのかもしれない。
そのことに気がついたのは、旅行中にホテルの朝食をとる年配だったり若かったりするすっぴんの夫婦を見て、「あぁ、ずっと見てられるな」と思ったときだ。
ただただ安心してる。ただただ素直な、そんな時間があることが、迷いなく、疑いようもなく、自分が豊かな気持ちでいられる大切なことなんだと思う。
その人たちのために、私は何もしていない。それでもいい。私にできることがあるのならば、それでもいい。でも、私が介在するかしないかは、あまり関係のないことなんだと思った。
それに気がついて、とても気が楽になったし、この豊かさのために生きることが、自身のありたい姿なんだと知った。
だからなんだというわけではない。押し付けたいわけでもない。でも、こうして私なりに気がついたことがあって、もしかしたら、何かその人一人ひとりが、何かに気が付けば日々の過ごし方や見え方を変えるきっかけになるのかもしれないと、強く思うんだ。
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