思考と言語化の総量
感覚を思考につなげ言語化する
そうして言葉になったものが必ず自分の力になって後押ししてくれる
私がありたい姿を病院ではなくマッサージ屋だと思うのは、この感覚→思考→言語化の流れは、何も苦しくなってからでなくても、調子が悪いときではなくても、人生の一大事でなくても、日々のメンテナンスにも価値があるという思いからだ。
この仕事をするようになって、毎月定例のような形でお会いし続けている方が多くなっている。「今日何の話するか決めてないんですけどいいですか?」とおっしゃられる方も少なくなくて、それでも必ず毎月考え、言葉にする場があることに価値を感じているとおっしゃっていただいている。(鵜呑みにしてるけど、実際に続いている事実があるので鵜呑みにしてしまおう)
お話の内容も幅広い。転職についてだけではなく、現職での過ごし方、そもそも何をやりたいのか、家庭について、人材ビジネスについての意見交換、そのときそのときのテーマで構わない。
考えた総量は裏切らない。迷いや悩みは考えるとつなげないと前に進む力を生まない。でも考えるのは大変。それを言葉にするのも。
私自身これからを考えてもやもやすることはいくらでもあるけれど、こうして考え言葉にするプロセスが常に前に進む力をくれたことを確信している。
そして、長くキャリアカウンセリングとは別に、採用面接の仕事をしつづけてきた中で、毎日何人もの人々に、総じて4000名程度の方々とお会いしてきて思うのは、この考えて言葉にする力のある方が、キャリアで機会を掴む上でも明確に強いということだ。(ここについてはまた別途)
つまり、この考えて言葉にする場を作る私の仕事は、抽象と具体の線引きをなくしてつなげ、精神的な支援と実務的な支援の双方を実現するためのものだと思っている。
もちろん王様の耳はロバの耳の穴になることも、ただ一緒に空を眺めながら言葉を交わさない時間を過ごすことも、私は愛することだし是非とすら思う。
これからもっと多くの人々の力になっていきたいなと思い、書き残してみました。私でよかったら気軽にお声がけください。
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